様々なテクノロジー・サービスの進化により、判断と処理にスピードがより求められるようになってきている現代。
そして労働人口減による採用難。それにより、既存従業員の業務が過多になる傾向が多いようです。
それにより発生する長時間労働などの是正のため、働き方改革が叫ばれている昨今ですが、各企業が解決策を見いだせていません。
特に中小企業や士業事務所では、取り組むこと自体が難しい状況なのかもしれませんね。
私の友人が務める企業では、昨年から週2回のノー残業デーが始まりました。
本人にその効果を聞くと、始まった当初は「生産性を上げよう。」「無駄を省こう。」「自分自身の業務の見直しをする良い機会。」「仕事後の時間をプライベートに充てよう。」と、前向きに受け取り活動していました。
ただ、時間が経つにつれ、限界を感じたようです。どんどん増えていく一方で、終わらない仕事。ノー残業デーにハプニングがあると、翌日まで頭が離れず脳が休まらないとも。
労働時間を減らすためには、業務効率の改善は必須。ですが、それと共に人間の作業量を減らさねばなりません。
人間は、RPA・ロボとの共存を真剣に考えなければならない時代に来ています。