デジタルレイバー・仮想知的労働者と呼ばれるロボットソフトウェアであるRPA。
エンジニアの経験や知識がなくても運用できるツールで、ホワイトカラー業務（パソコンでの仕事）の自動化進め、生産性向上や業務効率の改善が実現する可能性があります。
では実際にどのように活用するのでしょうか。
まずどの業務を人からRPAに任せるのか、その選定が必要になってきます。
BPM（Business Process Management）と言われる、複数の業務プロセスの現状を把握、見直し、最適なプロセスに統合・制御・自動化しながら改善を続けていく考え方があります。
その分析と設計、実行、改善などのサイクルを取り入れ、業務効率の改善を図る取り組みですが、中小企業や士業事務所で実施している組織は少ないと思います。
高いレベルでのBPMが実践されていれば、比較的スムーズにRPAへの業務移設が図れます。
しかし、BPMに取り組んだことのない会社組織は、すべての業務を洗い出すだけで膨大な時間がかかってしまいます。
そこでお勧めなのが、同業他社のコマンドの活用です。
BATONプラットフォームには、たくさんの共有可能な優良コマンドがあります。
1からコマンドを作ることなく、すぐにRPA活用の経験を積むことができるのです。
RPAは1作業1作業での自動化が可能です。
まず部分的にRPAを活用し、少しずつ効果を感じた後に、組織全体のBPMに取り組んでみてはいかがでしょうか。
